イチジク栽培講習会 産地復興に向けて

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2024.11.25

11月25日、南部営農センターでイチジクの栽培研修会を開催し、生産者11名が参加しました。

イチジクの研修会は今回が初めてで、JAあいち経済連やイノチオプラントケア(株)の職員を講師として招き、イチジクの栽培管理や農薬の取り扱いなどについて講義を行いました。

来季の栽培に向けて、10月に各生産者の圃場で行った土壌診断のフィードバックも行い、施肥の考え方などについてもアドバイスを行いました。

弥富・鍋田地区は伝統的なイチジクの産地として最盛期には45名の生産者が栽培を行っていました。近年は出荷体制の相違などから個撰での出荷移行や生産者の高齢化が進み、生産者の減少が続いていました。

当JAでは産地の復興を目指してコンテナ出荷の導入や出荷場の予冷設備を活用した毎日出荷体制の整備等、生産者の労力軽減や共撰出荷による販売力向上に取り組んでいます。

当JA園芸部園芸企画課の西川和也課長補佐は「栽培技術や知識について共有し、高い品質のイチジクを出荷することで、産地としての存在感を高めていきたい」と話しました。