2024年1月号「タマネギ保存方法のコツを教えて」

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Q.タマネギの保存がうまくできません。収穫後に風通しの良い日陰にぶら下げておくのですが、腐ることが多いです。なにかコツはありますか?

A.貯蔵には、中生か晩生の品種が向きます。首が締まって大きすぎない球が腐りにくく、締まった球を選んで吊るします。

肥料が効いた大きな球ほど腐りやすいので、大きな球から早めに食べましょう。追肥をやると大きくなりますが、吊るすことを考えると、2月までには追肥を終えてください(少なめがいいです)。

普通は、茎が倒れたら収穫時期です。すべてが倒れるまで待っていると大きくなりすぎます。 倒れ始めたら球を触ってみて、出来上がっているようでしたら抜き取ります。

根を切って、葉を100㎝ほど残して切ります。 きれいな場所で、残った根がカラカラになるよう10日間ほど乾かします。 そして直射日光の当らない風通しのよい軒下に吊るします。 タマネギは湿気に弱いので、皮が付いたままネットやストッキングなどに入れ、日陰に吊るしてください。