2024.10.29
10月28日と29日、本店で喀痰吸引等の第3号研修を行いヘルパー5名が参加しました。当JAでは訪問介護事業を展開しており、高齢者の日々の暮らしや生活の支援を行っています。
今回の研修は介護職員のスキルアップによる利用者の受け入れ拡大を目指したもので、2日間の研修を受けることで喀痰吸引を行うことができます。吸引器を使用して嚥下や呼吸機能が低下している利用者の口腔内の痰や唾液を吸引することで、肺炎や窒息などの予防につながります。喀痰吸引は医療行為に該当するため、所定の研修と試験を受ける必要があります。看護師資格を持つ厨子眞澄さんを講師に招き、専用の模型を用いて装置の使い方や手順、注意するポイントについて学んびました。
研修を企画した当JA生活部介護課の職員は「喀痰吸引はデリケートな部分に触れる利用者にとっても苦しい作業なので、思いやりをもって技術の習得に励んでほしい」と話しました。