食農教育活動 十四山西部小で脱穀体験

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2023.1026

当JAでは、地域貢献と食と農の理解促進を目的に、地域の小学生を対象にした「出前授業」、「お出迎え授業」の取り組みを続けています。

近年は取り組みの拡大を進めており、令和5年度には昨年度から訪問校を5校増やして、管内21の小学校で全63回。延べ人数で約2600人の子どもたちに授業を行います。

「出前授業」では教材の植木鉢や花壇における栽培の講義や、一年を通した米の栽培体験を、「お出迎え授業」では当JA出荷施設の見学とJA所有の体験農場における野菜の収穫体験など、幅広い授業内容を用意しており、これによって各学年の授業カリキュラムに合わせた提案を行うことができます。

取り組みの拡大につながるほか、進級する子どもたちへ継続して学びを提供することで、農業やJAをより身近に感じてもらいます。今年はさらに、地域の農業やJA事業などの理解促進を目指して講義形式での授業も開催し、管内の3校で愛西市の特産物であるレンコンについて授業を行いました。

10月26日には弥富市の十四山西部小で脱穀・籾摺り体験を開催して、五年生22人が参加しました。この日は17.7kgの玄米が取れました。

稲穂は5月に同小学校の1年生・5年生が植えたものです。収穫までの管理には地域の生産者も協力しました。食農教育担当を務める園芸部園芸企画課の村上充晃係長は「今後も学校での学びを深める一助として、取り組みを広げていきたいです」と話しました。