バケツで稲実らせ隊 農業を身近に

ホーム » トピックス » バケツで稲実らせ隊 農業を身近に

2024.5.26

JAあいち海部女性部の「米こめ食らぶ」では、主食であるお米の消費拡大を目的としてイベントの開催や企画を行っています。今年度は同JA経済部署と連携し、バケツを用いて稲作づくりを体験する「バケツで稲実らせ隊2024」を開催し、子供たちに苗から米が出来上がるまでの流れについて学んでもらいます。

5月26日、弥富市にある南部営農センタ―で田植祭を開催し12家族37名が参加しました。職員が隊長を務め、植えるときのポイントについて実演を交えて解説を行い、子供たちは土と水を入れたバケツへ一生懸命に稲を植えていきました。また当日はお米についてより深く知ってもらうため、動画と紙芝居で米づくりについて学んでもらい、お米にまつわるクイズを楽しみました。

9月には収穫祭を開催し、稲刈り、脱穀、籾摺り等、食卓に並ぶまでの工程について学んでもらうほか、しめ縄づくり体験も開催する予定です。

バケツに植えた稲については各家庭で管理をしてもらいますが、参加者に向けて専用の公式LINEグループを開設し、収穫までの作業について随時アナウンスを行います。参加者が栽培中に感じた疑問についても公式LINEを通して回答を行うことができます。

同JAの女性部を担当する職員は「この体験を通して子供たちに食や農の大切さについて知ってもらえたらうれしい。収穫までの4か月愛情をもって育ててもらいたい」と話しました。