研修終え担い手就農 佐織園芸組合

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2024.6.21

当JA佐織園芸組合では地域の担い手確保と育成を目指してJAや行政、生産者が連携することで総合的なサポートを行う「新規就農応援事業」の取り組みを行っています。今回一期生が二年間の研修を終え就農しました。

6月21日、同組合は佐織支店で総会を開催し、組合員や来賓など54名が出席しました。令和5年度の事業報告及び収支報告など全4議案が上程、可決されました。総会では新規就農者の紹介が行われ、6月から夫婦で就農する愛西市の貝沼厚希さん(25歳)と千尋さん(25歳)に、当JAの平野和実組合長と愛西市の日永貴章市長より記念品が贈られました。貝沼さんは「就農まで様々な人にお世話になりました。先輩方に負けない立派なネギを育てていきたいです」と話しました。

同事業では栽培技術の習得に加えて、独立後の経営確立や地域定着に向けたフォローアップなど、総合的な支援を行う研修プログラムを策定しました。研修生は各受入農家を周り栽培に関する知識や実践的な技術について学びました。また、投資や税務申告などの農業経営に必要な知識の習得や農地の取得、補助金の申請などの手続きについても研修の中でサポートします。