Q.ベランダで家庭菜園を始めたいんですが、プランター栽培について教えてください
A.陽が当たって風が気持ちよいベランダでの野菜作り、プランターで挑戦してみましょう。
プランター選びで重要なのは、野菜の種類や大きさに合わせたサイズを選ぶこと。野菜は枝の伸びている長さに対し、根も同じだけ育つので、トマトやナスのように人間の背丈くらいまで大きくなる野菜は、プランターが小さいと根が十分に伸びることができず、たくさんの実をつけることができません。
トマトやナスなどの果菜類は、丸や四角い形のプランターで、直径・深さともに最低でも30㎝以上必要です。
コマツナやリーフレタスなどの葉菜類は、長方形プランターで、幅は育てる野菜の株数に合わせます。深さは25㎝程度あればOKです。
ミニダイコン(ラディッシュ)やニンジンなどの根菜類は、四角い形のプランターで、根が伸びるので深さが30㎝以上必要です。大きく深めのものを用意するとよいでしょう。
真夏の暑さには注意が必要です。コンクリートなどに直置きすると、高温になってしまいます。レンガなどを台にして浮かしておくとよいでしょう。
水やりは鉢底から水が流れ出るまで、たっぷりとあげてください。ただし、暑さの厳しい時期は時間帯に気をつけます。朝なるべく早く、水が冷たいうちに早起きしましょう。
陽が当たって気温が上がってくるようでしたら、夕方に水やりします。日中の水やりは水そのものが熱くなっていますし、プランターの中が煮えてしまいます。
野菜も人間も、熱中症に気をつけてください。