蓮台色付け出荷 付加価値加え新規需要獲得目指す

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2024.9.20

当JA早尾紅蓮(はやおべにばす)組合は9月20日、北部集出荷施設で蓮台の染色作業を行い生産者や職員合わせて12名が参加しました。

同組合では生産者10戸がお盆の時期に飾る仏花として花ハスを栽培していますが、新規需要の獲得を目指して令和4年より色付き蓮台の出荷を行っています。

ハスの花が散った後の果託である蓮台は、蜂の巣のような独特な形状しており同組合ではドライフラワーとして出荷をしていますが、季節のイベントに合わせた着色をすることで市場や消費者へ飾りとしての新しい使い方を提案します。

今回はハロウィンを意識してオレンジと紫、金、銀の四色の塗料を用意し、組合員や当JAの職員が手作業で8千本の蓮台に色付けを行いました。使用した蓮台は昨年収穫したもので、塗料を乾燥させた後、9月末に出荷します。今年度はクリスマスシーズンと合わせて1万6千本の出荷を予定しています。

当JA北部営農センター園芸課の中野天愛さんは「反響もあり毎年数量を増やしています。この地域の新たな名産品として売り込んでいきたいです」と話しました。